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わたしたちの「猫ファーストの家」ができるまで。~建築家の知恵で叶えたコスト調整術編~
猫のための夢のような設備についてお話ししてきましたが、実はこの家、「人間の楽しみ」も一切妥協していません。
建築家との打ち合わせが進むにつれ、私たちの「あれもやりたい、これもやりたい」は膨らむばかり。でも、予算は無限ではありません。今回は、猫専用ルームと、私たち夫婦のこだわりである「ライブラリーホール」を、どうやって両立させたのか、その舞台裏をお見せします。
目次
猫だけじゃない!夫婦の夢「2階のライブラリーホール」
私たちのもう一つの大きな要望は、2階の個室に入る手前のフリースペースを「ライブラリーホール」にすることでした。
造作の本棚: 壁一面に、お気に入りの本をずらりと並べられる大きな本棚。
ホームシアター空間: 天井には「プロジェクター」を設置し、壁にスクリーンを下ろして、大画面で映画を楽しめるようにしました。
「猫が遊ぶ横で、大好きな本を読み、夜はシアターを楽しむ」。そんな夫婦二人の趣味の時間も、この家づくりの大切なテーマでした。
迫りくる予算オーバー!「猫 vs 人」の究極の選択?
見積もりが出た時は冷や汗をかきました。「猫専用ルーム」+「高性能住宅」+「ライブラリーホール」……。当たり前ですが、すべての理想を最高級で叶えようとすると、予算を大きくオーバーしてしまったのです。
ここで私たちは、建築家さんと一緒に「どこをこだわり、どこをシンプルにするか」の仕分け作業を行いました。
プロが伝授!納得のコスト調整術
私たちが選んだのは、どちらかを諦めることではなく、「見せ方と素材を工夫して、質を落とさずコストを下げる」という方法でした。
1.造作家具を「賢く」作る
猫のステップ: 高価な特注品ではなく、引渡し後に徐々にカスタマイズができるように。
ライブラリーの本棚: 扉付きの豪華な家具ではなく、あえて「見せる収納」としてシンプルな造作に。これだけで、家具工事の費用が大幅にカットできました。
2. 仕上げ素材の「強弱」をつける
人が長時間過ごすリビングやライブラリーホールの目立つ壁にはこだわりの素材を使い、寝室や収納内、猫専用ルームの目立たない部分は、メンテナンス重視のリーズナブルな素材を採用。
床材も、猫専用部屋にはメンテナンスがしやすいクッションフロアを、私たちのライブラリー周りは質感重視と、適材適所で使い分けました。
3.「高性能」という土台は削らない
これだけは夫婦で一致していました。光熱費を抑え、猫の健康を守るための高断熱・気密性能だけは、絶対に削りませんでした。ここで初期投資をしっかりすることで、将来の光熱費という「ランニングコスト」を削減できると判断したからです。
バランスが「家」をより良くする
建築家のすごいところは、「予算がないから無理です」と言うのではなく、「こうすれば、その金額でその雰囲気が作れますよ」と、代わりの案を出してくれるところです。
猫のための「遊び場」と、私たちの「ライブラリーホール」。
どちらも大切にしたいというわがままを、設計の知恵で一つの形にまとめてくれました。コストを調整したことで、むしろ「本当に自分たちに必要なものは何か」が明確になり、より愛着の持てるプランになったと感じています。
ただいま完成に向けて工事進行中。
HIROHOUSEや現場の職人たちが丹精を込めて作っています。
完成レビューはお引渡し後に掲載いたします。お楽しみに。
