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気密測定はなぜ必要?C値は実測値を確認しましょう
「この住宅会社はUA値0.46です。」
「C値0.3を目指しています。」
最近では、高性能住宅を検討している方なら、このような数字を目にすることが増えてきました。
UA値は聞いたことがあっても、「C値って何?」「気密測定って本当に必要なの?」と思われる方も多いのではないのでしょうか。
実は、快適で省エネな住まいを実現するためには、気密性能を実際に測る『気密測定』がとても重要です。
今回は、気密測定の必要性について分かりやすくご紹介します。
目次
C値とは、「相当隙間面積」と呼ばれる数値で、家全体にどれくらいのすき間があるかを表しています。
数字が小さいほどすき間が少なく、気密性が高い家ということになります。
例えば、
・C値5.0…すき間が比較的大きい
・C値1.0以下…気密性が高い住宅
・C値0.5以下…非常に高い気密性能
・C値0.3前後…高性能住宅として高い水準
一般的に、C値が小さいほど冷暖房の効率が良くなり、一年を通して快適に暮らしやすくなります。
どれだけ断熱材を厚くしても、家にすき間があれば暖かい空気や冷たい空気は逃げてしまいます。
イメージとしては、魔法瓶のふたが開いている状態です。
どんなに性能の良い魔法瓶でも、ふたが開いていれば保温できません。
住宅も同じで、高断熱と高気密はセットで考えることが大切です。
ここで知っておいていただきたいのが、C値は計算では分からないということです。
気密性能は、
・現場での施工精度
・職人の技術
・配管や配線まわりの処理
・窓の取り付け精度
などによって変わります。
つまり、同じ図面で建てた家でも、施工の違いによってC値は変わる可能性があります。
だからこそ、完成した住宅で実際に測定する「気密測定」が重要なのです。
気密測定では、専用の測定機器を使って住宅内の空気を一時的に排出し、室内外の気圧差から家全体のすき間の大きさを測定します。
測定結果は数値として確認できるため、「高気密住宅」と言うだけではなく、実際の性能を客観的に把握できます。
数値で確認できることは、お客様にとっても安心材料の一つになります。
気密性能が高い住宅には、さまざまなメリットがあります。
・冷暖房が効きやすく、省エネにつながる
・室温が安定し、冬も夏も快適に過ごしやすい
・計画換気が機能しやすく、空気環境を保ちやすい
・結露のリスクを抑え、建物の耐久性にもつながる
性能を十分に発揮するためにも、気密性は欠かせない要素です。
高性能住宅を検討する際には、ぜひ次の点を確認してみてください。
・C値を公表しているか
・全棟で気密測定を実施しているか
・実測値を施主に説明しているか
・UA値だけでなく、気密性能も重視しているか
こうした姿勢から、その会社が住宅性能にどれだけ真剣に取り組んでいるかを知ることができます。
私たちは、高断熱・高気密住宅は「数字を並べること」が目的ではないと考えています。
大切なのは、その性能が実際の住まいで発揮され、ご家族が一年を通して快適に暮らせることです。
そのため、UA値だけでなくC値にもこだわり、一棟一棟の施工精度を大切にしながら家づくりを行っています。
家は完成してから何十年も暮らす場所です。
だからこそ、見えない部分まで丁寧に施工し、実際に測定して確認することが、本当に安心できる住まいにつながると私たちは考えています。
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